大阪市立九条東小学校5年1組
2013年11月6日(3時間目〜4時間目)
大阪市立九条東小学校で5年生と2時限(100分)のワークショップを行ないました。
<ワークその1>「クチパクアニメーション」を作ってみよう!
まずはFlipbitの操作練習を兼ねて、
簡単なクチパクのアニメーションを作りました。
「あ、い、う、え、お」と発音した時のクチの形で
5コマの顔を描いていきます。
自分の顔を動かしたり、友だちの顔を見てみたり、
手を動かすだけでなく、身体を使って考えながら作ります。
ワーク2では、一応の模範解答を用意しているのですが、
一人一人の試行錯誤の中で、偶然や上手く作れなかった例も含め
多くのバリエーションが生まれました。
ここで生まれたバリエーションを見比べてみることで、次のワークに繋げていきます。
<ワークその3>「いろいろな歩きのアニメーション」を作ろう!
ワーク2でたくさんのバリエーションが生まれましたが、
「歩き」と一言で言っても、実にいろいろな「歩き」があります。
例えば
「楽しそうに」歩く
「フラフラ」歩く
「セクシーに」歩く
「ぷりぷり」歩く
また
「ちいさい子供」はどんな風に歩く?
「年をとったおじいさん」はどんな風に歩く?
「怖いお兄さん」はどんな風に歩く?
「ミッキーマウス」はどんな風に歩く?
などなど
最後にワーク2の発展として
「歩き」に、もうひとつ要素を加えて
オリジナルの歩きアニメーションを作ってもらいました。
自分や周りの人たちは普段どんな風に動いているのでしょうか?
そしてどう動くと、どう見えて、またどう感じるのでしょう?
今回のワークショップは
「アニメーションの制作を通して、身体の動きを観察してみる」
という動きのプログラムからもう一歩踏み込んで、
「観察から読み解いた動き方を使って、動きにメッセージを持たせる」
という表現のプログラムを行いました。
前日ギリギリまで難易度設定で悩みましたが
子供たちからは期待以上の内容が返ってきたと思います。
このワークショップは基本的には個人制作なのですが、
学校で行うと参加者間(クラス内)の意見交換や刺激が活発に起こるので
いくつものジャンプが多発的に発生して非常に面白いです。
もどる